JF牛窓町漁協

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牛窓町漁協の特産品紹介

瀬戸内海と点在する 島々の恵みに 育まれた牛窓の好漁場

古くから港町として長い歴史をもつ牛窓は、気候や地形など自然の恩恵を受けた好漁場をもつ漁業の町としても有名です。
マダコやタイなどの多種多様な魚介をはじめ、岡山を代表する特産品ののりやかきの養殖も、牛窓の穏やかな気候のもとで行われています。
地球温暖化にまつわる水温の上昇や瀬戸内海の低栄養化など、自然と隣り合わせの水産業界は向き合う問題も常に変化し続けています。それらの問題に、地元の漁業者の皆さんと二人三脚で正面から向き合いながら、牛窓が誇る高品質の水産物を安定して供給しています。
美しい瀬戸内海の恵みを受けて、すくすくと育った牛窓の美味しい海の味覚を、是非一度味わってみてください。

特産品 特産品

01 牛窓ののり 飾り

岡山県産ののりは全国ベスト10に入る生産量を誇る岡山県の主要な特産品です。その歴史は古く、100年以上の長きにわたって岡山県ではのり養殖が営まれています。
中でも牛窓で養殖されるのりは、河口から離れた場所に漁場があるため川によって運ばれてくる栄養が十分でなく、他の漁場と比べて色落ちが早い問題を抱えていました。そこで牛窓ののりの張り込みを水温が程よく下がった時期に遅らせ、通常よりも短い期間で集中的にのりの養殖を行うことでのりの色落ちを防ぎました。
色艶の美しい牛窓産の美味しいのりが、今日に至るまで安定して生産されているのは、のり養殖に携わる地元の漁業者の皆さんの努力と研鑽の賜物です。
また、牛窓産のりは潮の流れが緩やかな場所で育てられているため、柔らかく舌触りの良い厚みのある美味しさが特徴です。おにぎりや手巻き寿司といった定番メニューはもちろんのこと、パスタや天ぷらなどの料理に取り入れるのもおすすめです。

02 牛窓のかき 飾り

濃厚な味わいとまろやかな甘みが魅力の岡山県産のかきは、独特のクセも少ないことから、かきが苦手な方からも「岡山のかきは食べやすい」とお喜びの声をよく耳にします。
岡山のかきが食べやすい一番の理由は、若い「1年かき」だから。
一般的にかきは種付けから出荷まで2〜3年かけて養殖されることが多いのですが、岡山のかきはわずか1年という短い期間で出荷できるサイズまで育ちます。これ程までに短い期間で美味しいかきがすくすくと育つのは、瀬戸内海に栄養を運ぶ岡山三大河川(吉井川・旭川・高梁川)による自然からの恩恵と、岡山のかきに誇りを持ちながら、一粒一粒大切に育ててくれるかき養殖の漁業者の皆さんのお陰です。
また、牛窓のかきは生食用・加熱用問わずどちらも「清浄海域」と呼ばれるとても綺麗な海域で育てられており、安全に供給できるよう心がけています。
瀬戸内海の速い潮流に鍛えられ、引き締まった身の弾力のある食感と、たっぷりと凝縮したうま味とコクの高い味わいをご賞味ください。

03 牛窓の魚 飾り

牛窓町漁協の漁師さん達が漁を行っている海域には島々が点在しており、瀬戸内海の潮流がその島々にぶつかることで元々の激しい流れをさらに加速させ、自然に恵まれた天然の好漁場が生まれています。また、漁場は河川から離れているために水質が異なる川の影響を受けることがなく、牛窓の海域では瀬戸内海でとれるほとんどの種類の魚介が水揚げされています。
一年中安定してとれるマダコやタイをはじめ、ガザミやゲタ、サワラやハモなど季節によって変化のある旬の魚介など、豊富な種類の水産物がとれるのは牛窓における漁業の大きな強みです。また、牛窓の海域で水揚げされる魚種は、瀬戸内海の激しい潮流の中を泳ぐことで、身が引き締まり程よく脂がのった美味しい魚に成長します。